先日、ヴァイオリンの魂柱(こんちゅう)を替えてみました。
魂柱というのは、1弦寄り駒の下あたり(楽器内部)に立っている、
直径6ミリくらいの円柱状の木のパーツです。
弓で擦った振動は、
弦から駒、駒から表板、
そして魂柱を伝って裏板へ。
魂の柱...というくらいですから、音色のキモでもあるわけです。
魂柱は接着されてる訳ではないので、
弦の張力によって表板と裏板の間に挟まってるんですが、
立てる位置の数ミリ、長さ、などで音色や音量が驚くほど変わってしまうんです。
いつもは楽器を入院させるんですが、今回は見学させて貰いました。
交換し、弾きながら何度も微調整を重ね...、
オールドな楽器なのですが、いい感じで若々しくパワーアップいたしました、イェ〜イ(^^)v
さて、
昨晩NHK教育で、ヴァン・クライバーンピアノコンクールのドキュメントをやっていたんですが、
とても興味深く感動しました。
最初から観れなかったのが悔やまれる...><
数週間に渡り、相当な数の課題曲を演奏し勝ち抜いていく過酷なコンクール。
世界中には才能溢れる若きピアニストがたくさんいて、
それぞれが本当素晴らしかったけど、
辻井伸行さんの音はなぜあんなに澄んでいて美しいんだろう...と。
フルでは演奏聴けなかったけど、自然と涙が込み上げてきました(;_;)素晴らしい。
一緒に演奏した指揮者や弦楽カルテットのメンバーも、
彼の人並みはずれた優れた聴覚と技術、芸術性を褒め称えていました。
他の演奏者のインタビューで、
テクニックだけを磨くのはスポーツだ、音楽は芸術でなければいけない...
とか、
他人と比べるのではなく、いかに自分を解き放ち、自分の音楽を楽しく奏でられるか...が重要...
とか、
フムフム、と頷ける話しが満載で非常に刺激になりました。
音楽って本当に素晴らしい。
私も頑張らなくては...。